「大人の教養・知識・気付き」を伸ばすブログ

一流の大人(ビジネスマン、政治家、リーダー…)として知っておきたい、教養・社会動向を意外なところから取り上げ学ぶことで“気付く力”を伸ばすブログです。データ分析・語学に力点を置いています。 →現在、コンサルタントの雛になるべく、少しずつ勉強中です(※2024年1月21日改訂)。

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今日のニュース(2020年7月23日)

1.今日のポイント

●【ドイツ】外国人排斥が進んでいる
●【金銀】金価格・銀価格が歴史的な高騰を迎えている
●【カンボジアプノンペンにブランド洋品店ができる理由
●【日本】安倍総理大臣が8月恒例の地元入りを延期へ

2. マーケット指標

指数 前日終値 増減値 増減率 日付
日本
日経平均
22,751.61
▲132.61
▲0.581%
22日終値
TOPIX
1,572.96
▲9.78
▲0.62%
22日終値
JASDAQ
164.32
0.58
0.35%
22日終値
東証マザーズ
1,012.60
▲2.31
▲0.23%
22日終値
日本国債10年物
0.020
0.004
25.00%
22日終値
米国
ダウ平均
27,005.84
165.44
0.614%
22日終値
S&P500
3,276.02
18.72
0.573%
22日終値
NASDAQ
10,706.13
25.76
0.24%
22日終値
SOX指数
2,105.43
8.84
0.421%
22日終値
米国債10年物
0.600
0.005
0.91%
22日終値
欧州・アジア
英FTSE100
6,207.1
▲62.6
▲1%
22日終値
DAX
13,104.25
▲67.58
▲0.514%
22日終値
上海総合指数
3,333.16
12.27
0.369%
22日終値
印SENSEX30
37,871.52
▲58.81
▲0.155%
22日終値
外国為替
USDJPY
107.17
0.03
0.02%
23日 07:23:20
EURJPY
124.04
0.10
0.08%
23日 07:23:40
EURUSD
1.1575
0.0007
0.06%
23日 07:23:59
コモディティ・その他
原油先物(WTI)
41.95
0.07
0.17%
23日 07:23:59
原油先物(Brent)
44.30
0.00
0.00%
22日終値
金先物(COMEX)
1,872.40
1.50
0.08%
23日 07:25:32
先物(COMEX)
2.9303
0.0046
0.16%
23日 07:25:52
BTCJPY(bitFlyer)
1,006,445
3,195
0.32%
23日 07:26:19

3. ニュース(1):排斥の進むドイツ

www.faz.net

  • ドイツ・イスラム教徒中央協議会のアイマン・マズイエク会長がメールで殺害予告を受けた
  • 送信主は「NSU 2.0」(国家社会主義地下組織(National Socialist Underground) 2.0)という、かつての極右団体の名を冠した名称を自称した

(1) 知っておきたいこと

 ナチス・ドイツの勃興当時における主要な支持者はキリスト教保守派であった。他方で2000年代前半にドイツ全域でテロ活動を行なってきたNSUを自称するというのは大変注目に値する。「ドイツのための代替選択肢(AfD)」が低迷を続ける一方でCovid-19を受けて経済が更に低迷を続けるドイツで、こうした運動が下火にならずむしろ拡大しつつあるのは、ドイツの右傾化を憂慮すべき由々しき事態である。
 欧州復興基金の設立が確定した中で、それが活動していく過程でドイツが支出を要求されることとなれば、更に右翼的な活動は過激になっていくだろう。

(2) まとめ

  • AfDが低迷する中で右翼的活動が徐々に過激化している
  • 欧州復興基金の運営がドイツへの負担を求めることとなれば、更にそうした活動は熾烈化していく

4. ニュース(2):グローバル規模での悪性インフレが進行

www.handelsblatt.com

  • 金(ゴールド)価格のみならず銀価格も上昇している
  • 専門家はこれらの上昇が止まらないとコメントしている

(1) 知っておきたいこと

 金銀のみならず、銅価格もまた高騰している*1。これらを金銀比価および金銅比価に算出してみると、以下の図表1のようになる。たしかに直近、両比価の水準が上昇しているのは事実ではあるものの、その傾向は変化している。すなわちCovid-19を受けた自粛期間には金価格が率先して上昇してきたものの、ここ最近はむしろ銀価格および銅価格の上昇が主導しており、両比価はむしろ下落しているのだ。


図表1 直近15年の金銀比価推移
f:id:suguru_125:20200723070843j:plainf:id:suguru_125:20200723070855j:plain
(出典:Quandlから取得したものを基に筆者計算*2

 銀および銅は産業用利用が大宗を占めているため、これからの景気回復を見込んだものだと考えたくもなるが、リーマン・ショック後のコモディティへの投資マネー流入の事例を踏まえるならば、むしろ投機マネーの流入がもたらしているからだと考える方が妥当だろう。需要が回復していない中で、ここまでコモディティ価格が上昇しているというわけだ。
 株価もNASDAQが過去最高水準にまで高まっていること、各中央銀行が緩和措置を取っていることにも留意すれば、通貨の価値が下がっていると考えた方が自然である。わが国では企業が製品の内容量を減らすといった分かりにくい形でインフレを吸収しているのだが悪性のインフレが進行しているのである。
 これこそが中央銀行がデジタル通貨へ移行しようとしている理由だと考えるべきである。デジタル通貨への移行の際に切り下げを行う可能性を考慮した方が良い。そのときは、そう遠くない。

(2) まとめ

  • 貴金属価格全体が上昇している中で、むしろ銀・銅価格が率先して上昇している
  • 通貨の価値が減少、すなわちグローバル規模でのインフレが進行している

5. ニュース(3):カンボジア

www.dw.com

(1) 知っておきたいこと

 カンボジアはかつてのクーメル・ル-ジュによる国土荒廃策からの復活を遂げるにあたり、現地通貨であるリエルを用いつつも米ドルの流通をも公的に認めてきた。他方でかつて独裁政権との関係もあり、北朝鮮といった第三国との関係も深めてきた。つまりマネー・ロンダリング先として珍重されてきたのである。


図表2 ノロドム・シアヌーク国王(当時)からカンボジア最高勲章である「カンボジア大十字勲章」と「カンボジア民族独立隊ネックレス勲章」を受けた金正日総書記(当時)
f:id:suguru_125:20200723075431j:plain
(出典:東亜日報*3

近年は、中国からの投資が増大し、中国カジノ産業が積極的にタイなどとの国境にカジノを設置してきた。それがいつまで続くのか。

(2) まとめ

  • カンボジアは第三国が米ドルを積極的に利用できるマネーロンダリング地として著名であった
  • 近年は中国からの投資を受けて成長してきたのだが、これからもそれが続くのかは怪しい

6. ニュース(4):解散なのか?

www.sankei.com

  • 夏の盆頃に毎年実施している帰省を安倍総理大臣が取り止める可能性がある
  • もし取りやめた場合、第2次安倍内閣が発足して以来初めての事例となる

(1) 知っておきたいこと

 山口県で直近に大きな騒動が「へずまりゅう事件」であった。有名YouTuberにストーカーまがいのことをし、自粛期間中にも日本中を回っていた「迷惑系YouTuber」であるへずまりゅうが、それまでCovid-19の感染を防いできた山口県において感染源となったという事件(?)である。そうした中で自身が感染すること、それ以上に自分が行ったことで感染が拡大したということにならないように予防措置を取っているとも考えられる。地方議員も含め、議員は未だに感染者がいないのだという*4。そうした中で感染第1号が内閣総理大臣となったら笑えない。
 他方で、衆議院解散が目的で今回、帰省しないのだとするならば9-10月頃に選挙ということとなり、現在の状況を踏まえるならば、公明党がサポートするという前提で自民党が辛勝し、再度、安倍政権の下で11月の米大統領選を迎えることとなる。現段階では単なる自粛の方が真因だと推測するが、解散も無いとは言えない(個人的な所感では30%ぐらいか)。頭に留めておこう。

(2) まとめ

  • 山口県でCovid-19感染者が出たことを受けた自粛の可能性もある
  • 選挙が9~10月にある蓋然性もそれなりに考慮するべきだ
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